時間がなくても自分をレベルアップさせる方法を探しているときに、いい本に出会いました。
読書感想文ブログの第一回は超王道のファンタジーにするか、どうか悩んだのですが最近私がハマってる効率系の感想にすることにしました
『超効率勉強法』を読んでみました。
あまりにもタイトルが長かったので、タイトルでは少し略してしまいました
「忙しい」「できない」「間に合わない」から受かる! 超効率勉強法
著者 :吉田穂波
出版 :すばる舎
思い切ってブラックな会社を辞めるまでは私も忙しい、できない!とよく言っておりました。そのため、内容もよく見ずにタイトル買いしました(笑)
朝の5時半出勤夜中の24時帰り、もちろん昼休み?なにそれ美味しいの?ぐらい休憩も貰えません。
昼休みはパソコンや電話をしながらおにぎりを頬張ります(おにぎりを買いに行く暇すらないのですが)
会社の寮住まいで通勤時間5分未満では通勤時間は勉強も無理!勉強どころかご飯も食べれない!と思ってました(スーパーもキッチンの使用時間も22時まで)
それが工夫次第で勉強できたのか!?と思って買ったのですが、私が間違ってなかったです(笑)
人間的最低限度の時間がある方への本でした
私ほど、もしくはそれ以上に追い込まれて、勉強するにはどうしたら…!!?となっている人は勉強の前にご飯食べた方がいいので、大人しく転職しましょう(´∀`*)ケラケラ
さて、そんな前置きは置いておきまして、本をざっくり勝手にまとめます
・時間が短い!と意識した方が集中力があがり、勉強効率が上がる!
・細切れにした5分以下の時間も大切に使う。決めた時間が他の要件で千切れても気にせずやめて他の要件を済ませる
・自分の置かれた状況を考えて、1番効率の良い時間を探す(著者はお子さんがいらっしゃり、夜はお子さんを寝かしつけるのと一緒に寝て、お子さまが起きない早朝3時から勉強されたそうです)
要点をまとめるとそのぐらいになると思います。
他にも英語の勉強法の詳細や同じ参考書を完璧にするといった方法が書かれていましたが、その辺は興味がありましたらご自身で読んでみてください。
後ろの方に載ってますよ(*´∀`)σ
これといって効率化に関する目新しい事柄はありませんでしたが、私はこの本の中で不思議に思ったことがありました
・子どもがいるため早退遅刻が多くなり、職場での評価が下がる
なんでだよ…
著者は産婦人科医、日本では不思議なことに出生数が減っているのに、産婦人科医の充足数も足りていない。
医者の友人に聞いたところ、激務な割に儲からないだそうです。学費の割に合わんとまで言っていました
そんな中、医者になるための激戦の受験を潜り抜け、高額の学費を払い、「日本では産婦人科医が足りてないから激務だし給料も割に合わないけど、それでも産婦人科医になろう!」と志高く医者になられた女医さん。
結婚され、お子さんができ、しかも2人も。
女性が生涯で生む子どもの数が1.5以下をうろちょろしている日本で、2人も子どもがいるなんて!なんと日本に貢献していることか!
この人を崇め奉るならまだしも、なぜ職場の評価が下がるのか理解に苦しみます
職場で肩身が狭いというならまだ二百歩ぐらい譲ってあり得ると思います(シフトを変わってもらってばかりになったりするため)。真面目な方ほど肩身が狭いと感じると思います
それでも、この方の日本への貢献度。そして時間がない中勉強しようという熱意を評価していかない残念な感じ…
私が若いから理解できないのでしょうか?私はまだ子どもがいないので、職場ではシフトを変わったり、残った仕事を受け取る側です。
お子さまが熱を出したから休みますとか、迎えにいくので帰りますとか、別に迷惑とは思ってないですけどね。必要なことだし。
職場が人間の限界を超えて馬鹿みたいに激務なのはその人のせいではなく、管理者の割り振りが悪いせいです(私が係長でした)
そういう必要な休みを取って、それで評価が落ちるって…
うーん、不思議!
必要なことなのになんで会社は認められないんだろう?
本の主題とは異なるところで引っ掛かって考えました(笑)
言われてみれば、わかる!そうそう!といった例を使って説明をしてくれているので、効率系なんでもいい!というのであれば導入として良いかも知れません。
効率的な勉強方法の具体的な取り組み方を知りたい!という人はこの本ではちょっと未消化になるかもしれないです。
以上、今日の読書でした
またねーヾ(*´∀`*)ノ