ルパンといえば私にとってはルパン三世のイメージばかりですが、元祖のルパンを読んでみようと思い、読んでみました
探偵小説アルセーヌ・ルパン
著者:モーリス・ルブラン
翻訳:婦人文化研究会
スパルエミント大佐のお話です。
古典的な手法でそのトリックが解かれていきます。しかし、これが大元なんですよね
なんだか読んでいて感慨深くなります。今でも大人気の理由がわかるような気がします
以下ネタバレを含みます
英国の歴史が織られた美しい錦の御旗を購入した大佐は運んでいる最中に12枚1セットの錦織のうち、一枚だけルパンに盗まれてしまう。
刑事の働きによりそれは取り戻されるが、続く予告状で次はセットの12枚全てを盗むと予告される
スパルエミント大佐は家に防犯を施し、探偵を3人雇ってルパン対策をするが盗まれてしまう。それをショックに思ったスパルエミント大佐は自殺してしまう。
国外にルパンを追って不在にしていたガニマール刑事は帰国し、このルパンの事件を調べだすが…
と言った流れの小説でした
全てはまとめません(笑)
今どきの小説だと読みといていくうちに証拠が散らばっていたりしますが、元祖にそういう優しさはありません*1ヶラヶラ
なので想像するだけ、推測はまず無理
著者の性格的にこれだ!!みたいな発想が必要です
楽しく読みました
それではまたねーヾ(*´∀`*)ノ
*1:´∀`*