おとなの勝手に綴る読書感想文

乱読家が読んだ本の感想を書いていくだけのブログ

不良少年とキリスト を読んでみた

坂口安吾の不良少年とキリストを読んでみました

 

先日、ついに漫画喫茶にいきまして、文豪ストレイドッグスを全巻読破してきました(*’ω’ノノ゙☆パチパチ

 

 

 

安吾が不服そうな顔をして太宰に振り回されてました、太宰は織田作のことを根に持ってますね


文豪ストレイドッグス (15) (角川コミックス・エース)

そんな振り回されキャラの安吾くんの小説を読んでみました

 

 


不良少年とキリスト

著者:坂口安吾

 

 

不良少年とキリスト、例えの描写が多く、不良少年が太宰と芥川。キリストが真っ当な人間とわかるまで、かなり読みにくいです。

 

まあ、ざっくりいうと

坂口安吾の太宰への愛情がわかります(笑)

 

そして彼ほど正確に理解していた人も少なかったのではないだろうか、とも思います

 

坂口安吾太宰治織田作之助は本当に仲の良い間柄だったらしいことがこの小説から浮かび上がります

 

 

織田作之助の一周忌のときの太宰の話

ファンサービスをする太宰治の話

 

太宰治は本当は真っ当な人間なのにサービス精神溢れていて、嘘をついたり、盛ってしまったりするからあとから羞恥に悶えることになっている

太宰は自分のことをしっかり真っ当な人間と理解すればいいのに

いい文学とフツカヨイ的な文学の繰り返しを太宰はしている。フツカヨイ的な文学に喝采を浴びせるファンに太宰は応えようとしてまたフツカヨイ的になる

 

自殺もフツカヨイ的な勢いで、きっと彼はお酒が抜けたら、遺書を見て、え?そんなこといった?みたいなことを言うに違いない

といったように太宰の行動パターンまで読んでいて、仲良かったんだろうなと思います

 

不良少年のような勢いで、自分が真っ当な人間と気が付かずに自殺してしまった彼らの思考には身体の虚弱があっただろうが、一番は不良少年のような気質。そしてフツカヨイ的な思考が原因だろう。

 

文学とは限度を知ること。

 

生きていなければ限度を知ることは出来ない。

 

坂口安吾の寂しい気持ちが全体的に散りばめられた作品でした。生きてさえいれば…と。

 

 

私もそう思います、自殺を思い立つほどになにか追い詰められているなら。

仕事を辞める、旦那を殴って逃亡する、この程度のことはほんの些細なことになるのではないかと思います

ほとんどのことが、誰かから見たらどうでもいいなんてことない物事なんです

 

 

それではまたねーヾ(*´∀`*)ノ

 

 

 


不良少年とキリスト