世界で信仰されている宗教に対して無関心で、何も知らないと言うのは教養としてどうなんだろうと思いながらも至って普通の人が読むには聖書は難し過ぎるんですよね
いや、単に物語として読む分にはなんの問題もないんですが、それをどのように信仰にしているのかは解説がないと難しいです。
実は聖書を家に持ちながらそれが新約聖書なのか旧約聖書なのかすら知りませんでした
というわけで、日本人の信者が教えてくれる旧約聖書解説本を読んでみました
なお、そういう無知な人が聖書の説明を聞いて、へえ!と思ってるレベルであることをご理解の上、感想をお読みください。
敬遠な信者からしたら信じられない表現をしているかもしれませんが、信者でも専門家ではないのでお許しください
ざっくりまとめ
・新約聖書は旧約聖書の補完版、今風に言えばバージョンアップ版。旧タイプを読まないと新約聖書を理解するのは難しい
・ユダヤ教→キリスト教カトリック→キリスト教プロテスタント→イスラム教 多少の前後はありますが、同じ神様を信仰しています。その神様の言葉の解釈が違います(言葉を預かった預言者が異なるため)
・純粋な信仰は難しい
まず一つめ、知らない人が多いのではないでしょうか?
聖書としか見てなかったので、私も特に気にして識別していませんでした。ちなみに、私の持っていたやつは旧約聖書でした
これまでにたくさんの神様から言葉を預かった人がいたり、神様に纏わる話があるため膨大な物語があります
ふーんとしか思ってませんでしたが、それぞれの物語に信者は理由を付けてこういう格言であると思って、聖書を読みといているようです
こういう考えがあるから、あんな行動を取るのか!φ(゚Д゚ )フムフム…と参考になります
西洋人と一括りにするのは乱暴ですが、日本人には理解できない欧米の行動を理解するにはやはり宗教は大切ですね
2つ目
神様は神様です
クリスマス祝って、十五夜の鐘を聞いて、神社に初詣に行っちゃうような大多数の日本人には理解が難しいですが彼らの言う神様は同一人物らしいです
神様は同一人物なのですが、神様の言った言葉を預かってきた預言者が異なるために彼らは信仰を別にしているらしいです
山に神様が、海に神様が!どころか、ラーメンにも神様が、ケーキにも神様が…と思って、世の中に神様たくさんいるっしょ?と思ってる現代人には衝撃のニュースかもしれません。
意外なことにそこら辺の宗教の言う神様は一人らしいです
ユダヤ教の神様とキリスト教の神様とイスラム教の神様は同じ神様です
3人(3神様?)がいるわけではありません
同じ神様の言った言葉をいつ聞いたか、どの預言者の言葉を信じてるか(神様は伝言を色んな人に頼みました)
伝令は一組にしないとどの伝令が正しいかわからず現場は混乱するのは人間でも知ってるので、次回からは何人にも伝言頼まないようにお願いしたいところです
これが親しみ深い日本の下手な人間より人間らしい神様なら「もう!」「ごめん!」といった会話が想像つきますが、西洋系の神様はそういう気軽な神様ではないらしい
とりあえずなんでも知ってる、どんなこともできる、とってもすごいのが神様だから気安く人が話しかけるような空気ではないようです
そうなってくると、そうですね
人間側がアホだったので、ばらばらに来た伝令の言葉を全て理解して一つに統一する(まとめること)はできませんでした。
ばらばらできた伝言はそれぞればらばらに解釈されて、同じ神様を信仰しているのに志を一緒にできていません
大変、申し訳ありません
といった感じですかね
3つ目
信仰は難しい
これは想像が容易いですね(笑)
夜決めた「明日の朝は早く起きて勉強するんだ!」を実行できた朝は未だかつて……うーん、数回だけです。
思いたった数に比例していません
こんな自分の小さな決め事すら守れない習性のある人間が、人間を超越したすごい神様が決めた決め事をずっと守り続けるなんて…
まあ、難しいですよね
他の神様に関する専門家や、信仰が深くなりすぎて、信仰したことのない凡人に理解ができない人の書いた著作よりも考えが親しみやすいので、宗教本にしては比較的この本はわかりやすくて良かったです
それではまたねーヾ(*´∀`*)ノ