「英語、できるようになるためにTOEIC受けるわ」
ある日、目が死んでる旦那に言われました。
明らかになにかプライドが傷つく事件があったと分かる様子です(笑)
「なんかあった?」
「アメリカから来客があって、全然話せなかった。もうアレだよな、this!oh!year!good!しか言わない」
「よくそれで1日案内できたね、むしろすごいわ」
旦那が言うには「あ、今日アメリカから来訪があるから相手しておいて、よろしく!」と朝上司に言われて1日相手することになったそう。
大学に行っていないことにコンプレックスがある彼はきっと断れなかったのでしょう。
大卒でも話せないやつはたくさんいるよと宥めても全く聞く耳持ちません。
「TOEICやるんだ!」
半年後
「TOEICは600点取れるようになった!」
「来訪と話せた?」
「いや、前と変わらない(真顔)」
ということで、しみじみと実体験として英語の会話と学習が別だと理解した旦那がしくしくいじけていたので、そっと差し入れしてみました。
海外ドラマはたった350の単語でできている [英語マスターシリーズ]
1 会話の殆どは中学生レベルの単語と、学校で習わない単語(めっちゃ、すげえ!とかは習わないでしょ?)の羅列である
2 適当に単語を投げつけるだけでもネイティブは拾ってくれる
3 簡単な文を早く投げつける練習をする
「元気?」
「うん、元気!」
日本語で考えてみたらわかりやすいですよね。
「寒い頃が続きますが、お身体に異常はありませんか?」
「え…?うん、元気よ」
ビビりますよね(笑)
片言な日本語話すのに、難しい言い回ししてきたらちぐはぐさに余計に聞き取りにくいです。
つまりです。
来訪してきたアメリカ人とのバーベキューで、肉をかじりながら終始聞いて回ってたらしいですが、この会話はなにも不自然ではなかった。
「good?」
「OK!very good!!」
旦那は間違ってなかったのです。
「うまい?」
「うん!めっちゃうまいよ!」
その状況と身振り手振りでなんとなくは伝わりますよね。
お互い肉をかじりながら「いい?」って聞かれたら、「いいよ!」と応えますよね
このgoodの種類を増やしていきましょう。
概ね350程度で簡単な文章の組み立てを覚えていくのが良いようです。
「What do you do?」
「I am 〇〇!」
この長さでOK、難しいことをしようとするから大混乱して「英語嫌い!近寄ってくるんじゃねえ!!」となるのです。
実のところ、旦那の部署ではみんな英語が不自由なようです(私も元職場)。
人前で英語ができないことが露呈するのが恥ずかしいから旦那に仕事を投げたようなのですが、旦那は一生懸命勉強して「見返してやるうう」となっていますので、そっとしておきます。
それではまたねーヾ(*´∀`*)ノ