古事記、いいですよね。
古文で読んだことありますが、途中名前が羅列してあるところはめんどくさくなってすっ飛ばした覚えがあります。
高校生の終わり、受験をやめて推薦で大学決めたので、時間が余って図書室で源氏物語とか諸々を古文素読みしてました。
誰も遊んでくれないし、暇だったんですよね(笑)
懐かしい気持ちになりました。
所々の挿絵が可愛いです(笑)
神様はやっちゃダメを大概やらかして手痛い罰を喰らいますよね
覗いちゃだめとか最たる例!
見るなって言ってるのに見るアホ(神様)
理性より好奇心を優先してしまうんですよね。
まあそうしてくれないと神話が面白くならないのですが。
お馴染みのイザナミ・イザナギ以外にもざっくり神話だと語られない神様の話も、逸話がある神様だけですがきちんと物語が入っていて面白いです。
私個人の感想としてはニニギの話が物語的に好きですね。
不細工な姉と綺麗な妹、セットで繁栄を約束する姉妹が嫁いできてくれたのに繁を送り返してしまい、短い栄華(人生)となってしまう原因を作り出す神の子がニニギです。
そして挙句の果てに栄華を表す綺麗な妹に対して、不義を疑って、かち切れられるところとか、人間より人間らしい。
「あなたの子なら火の中でも無事でしょう」
とかち切れたサクヤヒメが産屋に火をつけるところなんて、
ニニギが( ゚д゚) … ヾ(・ω・`;)ノぁゎゎとなっている姿が想像できますね
神様の物語ででてくる男の神は基本的に結構酷い(欠陥だらけ)です。
日本の神様がこんなんでOKなら人間はもっと欠陥でもいいですよね。
旦那にかち切れて「お前の国のやつは1日~人殺してやる」宣言して実行し続けているイザナギさんもいますし、人間が怒って事故事件が起きるのは宿命ですよね。
神様でさえ、それ。
能力のあるなしと事件事故は関係なさそうです。
面白く日本神話が読めるのでオススメです。
それではまたねーヾ(*´∀`*)ノ