鮨に限らず技術の進歩によって淘汰されつつある文化が修業ですよね。
趣味として剣道を極めるんだ!!とかの人が弟子入りして延々と雑巾かけているのは、筋トレ代わりとするにしても、仕事として職人を目指す人が掃除だけして意味あるのかという問題です。
修業は時代に適合しない
人口が多くて、なり手が多かった時代はすぐに辞めてしまう希望者をふるい落とすのに必要だったのかもしれませんが、希望者の母数自体が減っている今には適合しません。
今後、鮨以外の業界でも同様の問題がでてくることでしょう。
専門学校やYouTubeで学べる
かつての修業で、見て学べと言うのが意味があったと言がありますが、残念ながら今は変にしごかられなくても、コツは専門学校や専門書から。
親方の背中はYouTubeで見れます。わざわざ毎日薄給で皿を洗わなくても、親方の背中が見れるとなれば薄給だけどやる気あるから!とか要らなくなってきます。
むしろ遠回りです。
YouTubeなら見せ方にもこだわったプロの技をじっくり楽しめます。
親方に「あっ!今のところもう一度!」とか言えないですが、YouTubeは再生のタブをもう一度はじめに戻すだけで見せてもらえます。
必要なのは専門知識よりコミュ力
自分のお店を持つとなると、ぶつかる壁が経営についてです。どれだけ鮨の腕がよくても、経営破綻したら台無しです。
必要なものはコミュ力。
来店する人のニーズを汲み取る力です。
言葉にならないだけでなく、当人ですら意識していないニーズを汲み取る力が重要なのはどの業界も同じですね。
まとめ
鮨界において先駆けた彼らと堀江さんの対談は面白かったです。
この対談を通して、他の業界でもインターネットの導入やスマホの導入で変わってくる時代の変化に適合することの大切さを学べます。
それにしても、美味しそうな話ばかり読んで、鮨食べたくなってきました。
それではまたねーヾ(*´∀`*)ノ