おとなの勝手に綴る読書感想文

乱読家が読んだ本の感想を書いていくだけのブログ

ミステリーとミリタリーの融合

久しぶりに本屋さんをうろうろして、本を購入しました。本屋は普段読まない分類の本とも出会えるので、とても楽しいです。

今回は他に、アルプスの少女ハイジや流行りのミステリー等を購入してしまいました。

 

ミステリーとミリタリーの融合、戦場のコックたちを読みました。

 


戦場のコックたち (創元推理文庫)

 

物語の時代

物語の中心になる時代は戦場、第2次世界大戦末期。アメリカがヨーロッパ戦線に参戦したところからはじまります。

 

主人公のアメリカ人少年、終始キッドと呼ばれている男の子は時代の流れとお金のために空挺部隊に入隊し、その空挺部隊のコック(特技兵)としてノルマンディー作戦に参戦していきます。

 

ミステリーの面白さ

普段の生活では見落としそうな、そして、見ていてもめんどくさいから見て見ぬふりする小さなことを、戦場での気晴らしとして首を突っ込んでいきます。

 

キッドの頼れる先輩であり、戦友のエドと一緒にちょっとしたミステリーを解決していきます。

キッドはどちらかというと、シャーロック・ホームズで言うと、ワトソン的なポジションです。

 

物語としての面白さ

キッドははじめは特に記載はありませんが、描写からのちのち白人の少年だとわかります。

第二次世界大戦時代の白人が持っている当然としている常識(人種差別等)に疑いを持って、第二次世界大戦時代なら当然だったドイツが悪いという常識と葛藤しながら成長していきます。

 

他にもミリタリーとして、ドイツの戦車がやってきてビビりまくるシーンや空挺降下していく際の表現が絶妙です。

 

ミステリーとミリタリーのバランスがよいストーリーでした。

 

ミリタリーと思っていた部分に、ミステリーの伏線がはられていたり、最後の伏線回収にそういえば…とはっとさせられます。

ミリタリーはリアリティがある重苦しい重厚感がありますが、日常の描写はちょっとほっとする米軍のリアリティさも描かれています。

 

まとめ

ミリタリー好きにも、ミステリー好きにもオススメしたいよい本でした。

購入した日に一気に読んでしまいました。再読したらまた違う味が楽しめそうです。

 

それではまたねーヾ(*´∀`*)ノ

 


戦場のコックたち (創元推理文庫)