近頃はやりなのか、哲学の本がKindleのラインナップで多くでてきます。
常識ってなんだろう?私の信念はなに?
これ!というものを答えられる人は少ないのではないでしょうか。
私もかつては「強くなる!」と答えていたかもしれませんが、物理的に強くなっても欲しいものはなかなか手に入らないし、なにも解決してくれないことに気がついて、今は迷走しています。
適当に付和雷同していると、かつての大戦のときのように見知らぬ誰かと殺し合うことになりますよ?という警告でもありました。
哲学を考えて、自分がどうしたいかについて、考える機会にしてみました。
哲学者の見る世界
哲学者の見ている世界をうっかり覗き見ると、ゲシュタルト崩壊しそうになりますね。
AだからB、AだからC、ではBとCは同じと言えるだろうか。
Dというのを基準に世界を考えたら、同じと言える。
しかし、Dという世界は……。
このように考えを進めていきます。
ただ、途中で、
いや、そもそも世界というのは……。
等とあれ、それ前提条件じゃなかったの?!というところまで疑い出すのが面白いです。
ジャファケーキ
哲学の話から脱線していきますが、まあこういう脱線話も哲学書の好きな部分です。
イギリスのお菓子、ジャファケーキの例が紹介されていました。
日本に置き換えると、チョコパイはケーキなのかビスケットなのかという議論です。
なんでそんなことが重要になったかと言うと、消費税です。
ケーキなら贅沢品だから高い消費税、ビスケットなら子どもに必要な栄養素として安い消費税と急遽変更になったからです。
名前はケーキなのに、ビスケットコーナーに売っていて、食感はケーキスポンジみたいなお菓子が裁判所で、ケーキなのかビスケットなのかを論議されました。
冗談みたいですが、本当の話です。
厳しい顔をした裁判所のお偉方が、このお菓子はケーキなのか。ビスケットなのか。
想像しただけでも面白いです。
まとめ
覚えておく必要はありませんが、哲学者がどうやって人間を考えたか。世界を考えたか。
専門の哲学書は好きな哲学者を見つけてからで良いと思いますが、ぜひ教養として読むことをオススメします。
はあ!?そんなこと考える?!みたいなのが面白いです。
それではまたねーヾ(*´∀`*)ノ