読み始めから薄らとこの本の最後のどんでん返しを察しながら読んでいました。
ただし、私のその予想以上の結末だったので、このミステリーには満足しました。
定番はもちろん面白い
メインの探偵役となる小説家先生と、ちょっとワケありな美少女の2名が今回のミステリーの主役たちです。
このセットは定番であるものの、不朽のペアで、バランスが取れています。
定番でミステリーオタクの気持ちを掴んだ上で、さらにこの物語の独特さを上乗せするところが良いです。
綾辻行人先生のAnotherとかで、推理×ホラーの面白さにはハマっている私はこの小説ならではの上乗せはヒットしました。
霊媒少女
探偵の先生についてまわる美少女は霊媒を見ることができる少女です。
ミステリー小説によくある幽霊等の超常現象がきちんと説明されるところがやはり面白いです。
こういう場合に発動する、こういうときには役に立たないみたいな線引きがあるので、オカルトが上乗せされてもミステリーでいられるのだと思っています。
他のミステリーとの違い
霊媒少女が答えだけを発見してしまい、小説家先生が犯人から逆算して証拠を探していくのがこの小説の面白さです。
まあ、殺された人の幽霊が見えたら答え丸わかりですよね(笑)
そんな少女と先生の活躍を楽しめます。
まったり家で一気読みできちゃうオススメの小説です。
それではまたねーヾ(*´∀`*)ノ