ネット小説やコミックで話題になっているのは知っていたのですが、しっかり本の形式になってから読むのは初になります。
ネット小説時代に読んだのですが、結果がわかっていてもハラハラして読める楽しさがあります。
そして、2読目だけど、壬氏さまの扱いに笑わせてもらいました。
薬屋はかどわかされた
うっかり薬草つみ途中に人さらいにあって売り飛ばされた主人公は後宮の下女として働いています。
達観して、読み書きできないから簡単な仕事で、と判断を下しているあたりで、弄れた賢さを発揮しています。
そんなちょっと弄れた薬屋さんのお話です。
後宮は危険がいっぱい
毒と認識されていない毒や、上手いこと後宮からでるための嘘、後宮でたあとの生活のための嘘などなど。
後宮にはよりどりみどりのヤバイものが集約されています。
うっかり毒や病気に対する知識があるとバレた薬屋は美形の宦官の壬氏に重用されてしまいます。
まとめ
壬氏が持ってくる後宮の問題を薬の知識を活用して原因だけ暴いて、あとは壬氏さまにプレゼントしていく潔い薬屋に拍手をしながら読み進めていける楽しい小説です。
後宮というだけあってそれだけではない感情も渦巻く魔宮ですが、薬屋にとってはどこ吹く風です。
本人の感情は他人にわからないというのが小説でも一貫していて、なかなか面白かったです。
それでは、またねーヾ(*´∀`*)ノ