おとなの勝手に綴る読書感想文

乱読家が読んだ本の感想を書いていくだけのブログ

夢溢れないリアル忍者の姿を考える

年末年始休暇に積読していた忍者学を読みました。ゆるふわっと忍者ってなぁに?の本ではなく、古文書を読み解いたり、実際に忍者の携行食を作ってみたり、ガチな忍者の本です。

 

松尾芭蕉についても真剣に考えていて、面白かったです。忍者の小説を書く人とかは必読の書でしょう。

 

 


忍者学講義 (単行本)

 

忍者とは?

謎の忍術を使ったり、お城に忍び込んだり……私が漠然とイメージしている忍者は主がいるルパンみたいな姿です。

もしくは、とある古流剣術漫画に出てくるアンニュイな雰囲気のある強い剣士です。

 

そんなイメージをBANされました。

 

現実の忍者は下級武士です。その腕前を売って、サラリーマン勤務する。またはその腕前を売って、フリーランス(要は傭兵)として活動する武士でした。

しかも得意な戦法はゲリラ戦。旅芸人や商人に扮していて、敵の油断を誘ってゲリラ的に戦って消えていく……。

 

ベトナム戦争で米軍が苦戦したことを考えると、忍者は時代の最先端を行っていたようです。

 

 

修行は夢に満ちてない

忍者の携行食は、今で言うサプリメント

緊張したときに下痢しないためのストッパ下痢止めみたいなものを持ち歩いていたと理解して、私のルパン忍者が羽ばたいていきました。

 

また、修行はよくある漫画のように謎に満ちた不思議な世界で夢に満ちた感じかと思いきや、山で食料(狩猟や山菜採り)そして畑仕事をすることから体力を付ける。

超効率的です。ですが、夢はない。ただ、忍者の姿がリアリティのある姿になりました。

 

 

松尾芭蕉や現代忍者

他にも松尾芭蕉が忍者説について大真面目に議論したり、現代忍者=スパイについて考えていた説も丁寧に学術的に語られています。

日本の忍者から学んで、米国や露国の士官養成機関が講義していた話はかなり興味があります。別途、その人の本を読んで見たいと思います。

 

本で買ってしまうと持ち歩きができず、積読になりがちなので、積読にならないようにKindleで持ち歩ける本を買いたいと思います。

 

それではまたねーヾ(*´∀`*)ノ

 

 


忍者学講義 (単行本)