昔、小学生の頃に読んだことがあるのですが、これといって印象に残ってなくて、良い本って覚えはまったくありませんでした。
変な本……という印象をもったことを今でも覚えています。
これは冒頭にあるように大人が読んで意味のある本だったみたいです。ちょっと日常に疲れたときに、読むのがおすすめな本です。
いつしか大人になった僕
冒頭語っていた「僕」も大人になって、周りに合わせることを覚えて、良いことを良いと言わなくなって、自分の都合に凝り固まって生きていました。
昔は尖って、「大人」になんてならないぜ!と思っていたけど、合わせないで生きているよりも社会に合わせた方がその時々が楽だから合わせてしまうようになり、そして自分を見失い始める感じが短い文章で経過がリアリティあります。
死にかける主人公
そんな「大人」になったある日、パイロットの主人公は砂漠に不時着し、自分で飛行機を直さないと死んでしまう!という状況になります。
そんな過酷なところに降りてきたのが星の王子さま。
この星の王子さま、「大人」からみたらワガママで状況が見えてないガキンチョです。とても迷惑で近くにはいて欲しくないと思います。
ただこのガキンチョ視点で見えている世界を聞き始めると……。
社会人になったら読んで欲しい本
よく子どもに読んで欲しい本がまとめられていますが、これは大人に読んで欲しい本です。
子どもの頃は、星の王子さまという状況が見えてない子どもが当たり前で見りゃわかることをギャーギャー喚いている物語がどうしてそんなのが良いのか理解不能でした。
大人になって読むと日常生活で見落としはじめていたちょっとしたことを気が付かせてくれます。
昔は面白くなかった星の王子さまが面白いと思うようになったってことは、私も歳を取ったのかとしみじみと感じました。
それでは、またねーヾ(*´∀`*)ノ